トピックスレポート
賃貸住宅提案的確に 初の予約制で見学会
2025/9/19
部会員に物件の最新設備を説明する杉浦係長(右)
JAあいち中央地域開発部資産管理課は9月19日、JA資産管理部会員を対象に安城市法蓮町で賃貸住宅の完成見学会を開きました。今回、初の完全予約制。従来の自由見学から、一人ひとりに丁寧な説明と提案ができるようにしました。
これまでの完成見学会は、同一の時間帯に来場者が集中すると対応できない部会員が発生していました。予約制にしたことで、来場する部会員の資産を把握したうえで対応するようにしました。
見学会場は、古い賃貸住宅を解体後、室内環境の快適性と省エネを両立させた新築物件。来場者は、同課の杉浦彰紀係長から市場調査による間取りや最新設備の説明を受けたり、自身の既存物件や土地活用の相談をしたりしながら見学しました。見学後は、資産活用に対する考えをアンケートで聴き取り、部会員の要望に沿った提案につなげます。
訪れた部会員は「現在、活用を考えている土地がある。設備や間取りが昔と違うことが分かったし、検討している土地と比較しながら見ることができた」と話しました。
杉浦係長は「今回の見学会は、今の時代に合った物件を伝えると共に、ご自身の資産を今後どうしたいのかを聴く機会とした。資産の利活用や維持管理、相続など総合的に考え、部会員の将来展望に合わせた提案をしていきたい」と話しました。