トピックスレポート
地元飲食18店が旬PR 碧海そだちの料理
- でんまぁと安城中部
2025/8/22
特設コーナーで白ゴーヤが入った「碧海野菜のグリル」を紹介する神谷社長
JAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと安城中部には、地元飲食店が「碧海そだち」を使って作った弁当や総菜、スイーツが並びます。コロナ禍で自家製弁当の宅配を始めたことをきっかけに、地元農畜産物の魅力に気付いた株式会社八百芳商店が中心となって実現しました。8月からは旬の農産物をテーマにした特別コーナーを新設し、人気を集めています。
「碧海そだち」を使った料理を出荷する地元飲食店は、同社四代目の神谷豊明代表取締役社長の声かけで集まり、現在18店舗。でんまぁと安城中部で「碧海そだち」を選んで買い、調理しています。
8月のテーマ「ゴーヤ」には内7店舗が挑戦し、ゴーヤを使った弁当やスイーツなどが並んでいます。企画モノにしたことで関心が高まり、通常より売上が良いうえ、一緒に並ぶ白色や小ぶりのゴーヤも売れています。「料理人もお客も刺激になる。毎月新しい発見があるとお店が楽しくなると思う」と神谷社長。9月のテーマは「カボチャ」の予定です。
神谷社長は「やりたいことはたくさん。まずは1年間、月ごとに旬の美味しさを伝えていく。野菜と総菜の距離をもっと近づけて、『碧海そだち』の輪を広げていきたい」と話しました。
でんまぁと安城中部の犬塚哲店長は「調理品で、幅広い世代が『碧海そだち』を取り込みやすくなる。少し調理しづらい旬の野菜をテーマに選定し、プロの料理人による調理品を食べて、敬遠されがちな野菜を好きになるきっかけにしたい」と話しました。
「碧海そだち」とは、JA管内で栽培・収穫され、JAを通して販売される農畜産物の総称、かつ「碧海そだち」好きを育む取り組みも含みます。