トピックスレポート
図書館で知る秋の味覚 特産テーマに展示
2025/8/21
特別展示の準備をするJA職員
JAあいち中央は8月23日から10月23日までの約2カ月間、安城市市民生活部アンフォーレ課と連携し、安城市御幸本町の安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ2階にある図書情報館ブラウジングコーナーで、農産物に関連した書籍の特別展示を開きます。5年目となる今年度のメインテーマは「好きを育む秋の味覚」。2期に分け、それぞれの時期の旬の地元農産物をPRします。
特別展示は、JAの“好き”を育む取り組み「碧海そだち」のコンセプトのもと、来館者に地元の農産畜物・農業を好きになってもらうことを目的としています。「本」を通して、地元の農産物の旬を知って、食べたいと思い、食べて“好き”になってもらうため、同館の職員がコンセプトに沿った展示書籍を厳選。JAの営農企画部と産直振興部の職員が、いつもとは違う図書館となるようにレイアウトします。
第1弾の農産物テーマは、旬を迎えているイチジクや梨、ブドウ。8月21日には、JA職員による展示作業が行われ、農産物レプリカやパネルなどと一緒に、同館の職員が選んだ野菜や果物などに関連する書籍などを並べていきました。会場をレイアウトしたJA産直振興部ファーマーズマーケットでんまぁと安城北部の那須益美マネージャーは「図書館には、親子で来館する人も多い。絵本とレシピを通して苦手意識があった野菜を食べてみようと、チャレンジしてくれるきっかけになるとうれしい」と話しました。
特別展示の事務局を務めるJA営農企画部営農企画課の石川司さんは「安城市の特産農産物を知ったり、その魅力を再発見したりするきっかけになるとうれしい。おいしい旬の『碧海そだち』を知って、食べて、“好き”になってほしい」と話しました。
第1弾は9月25日まで。第2弾は9月27日からで、農産物のテーマを「新米」に替え、展示内容を一新します。