トピックスレポート
「碧海そだち」親子で調理
- 安城西部ブロック
2025/8/19
イチジクをもぎ取る参加者
JAあいち中央安城西部ブロック(安城西支店、三河安城支店、二本木支店、高棚支店)は8月19日、安城市福釜町のJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部とJAいちじくスクール圃場で、「夏休み!親子で『好き』を育む食農体験」を開きました。地域の子どもたちに地元の野菜や果物を、探して、知って、作って、食べて、「好き」になってほしいと、収穫や買い物、調理など農と食の体験を盛り込みました。
ブロック管内の園児・小学生とその保護者8組20人が参加しました。収穫は食べごろのイチジクを探しながら1家族5玉をもぎ取り、買い物は料理に使うナスやオクラなどの野菜を子ども自ら探して選びました。その後、ダイス状に切ったイチジクとクリームをカップに盛りつけた「ふわふわミルクムース」と、一口大に切って、下味・油をまぶし、オーブンで焼いたたっぷりの野菜をトッピングした「あおみっ子カレー」を作りました。
児童は「昨年より上手にイチジクをもぎ取れた」「大きさや形を考えながら野菜を選んだ」「家よりいろいろな作業ができて楽しかった」と話しました。保護者は「子どもができることが多いレシピで、こんなにやれるのだと知って驚いた」「野菜が主張された料理は食べなかったけど、今日は自分で選んで調理したからたくさん食べていた」「前回、家で作って本人も家族も大喜びだった。今回も家で作りたいと言っている」と話しました。
同ブロックくらしの相談員の神谷美由紀さんは「どの体験も、子どもたちは積極的に取り組み、楽しんでくれた。地域の親子が、一緒に楽しくできる活動を今後も開き、地元野菜を“好き”になってほしいし、でんまぁとの利用にもつなげたい」と話しました。
同体験は冬休み期間中にも開く予定です。