トピックスレポート
総会で共進会表彰 浅岡さんたたえる
- 胡瓜生産部会
2025/8/8
表彰を受ける浅岡さん(中)
JAあいち中央胡瓜生産部会は8月8日、蒲郡市三谷町の海と空と風の宿ホテル明山荘で、「第29回JAあいち中央胡瓜生産部会通常総会」を開きました。部会員、行政、JAあいち経済連ら約70人が出席。2025年度の事業計画や収支予算、役員選出など3議案を可決・承認しました。24年度胡瓜品質改善共進会表彰では、最高位の愛知県知事賞を、安城市根崎町の浅岡弘一さんが受賞しました。
新役員を代表して、川隅遼太部会長が「キュウリ生産歴もまだまだで、部会運営も分からないことが多々あるが、皆さんの力を借りて一年間がんばりたい」とあいさつしました。
胡瓜品質改善共進会表彰では県知事賞の他、安城市長賞など9部門を表彰し、賞状と記念品を贈りました。愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の寺井修道技師は24年度作について「全国的にもキュウリの収量が伸び悩み、厳しい栽培環境だった。そんな中、部会では試験品種や新しい資材の導入などきめ細やかな環境整備を行い、収量向上に尽力された。次作は前作を上回る実績となるよう取り組んでいただき、県も引き続き支援していく」と話し、共進会審査について「県知事賞の浅岡さんは4年連続受賞で、部会トップレベルの面積で栽培しているが、出荷終了まで収量が維持されていた。栽培環境が複雑化する中、共進会を目標のひとつにして頑張っていただきたい」と講評しました。
部会では50人が約13ヘクタールでハウス栽培しています。JAあいち中央とJA西三河による広域共計組織「西三河冬春きゅうり部会」のブランドキュウリ「三河みどり」や化学肥料・農薬を県のキュウリ栽培における慣行基準の半分以下で栽培した「減々キュウリ」、有機肥料栽培にこだわった「みどりの恋人」、表面が白っぽく粉をふいている様に見える、昔ながらの「ブルームキュウリ」など、様々なキュウリを栽培しています。24年度作は11月から7月までの間に約2500トン出荷しました。
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