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イチジク仕上がり上々 目ぞろえしっかり 良品を呼びかけ

  • いちじく部会

2025/8/5

  • 市場担当者(左)と出荷規格を確認する部会員ら

県内一のイチジク産地JAあいち中央管内で、露地イチジクの出荷が7月24日から始まりました。JAいちじく部会は8月5日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で目ぞろえ会を開きました。部会員や集出荷場の検査員、JAあいち経済連、市場担当者ら約110人が参加しました。部会員は、サンプルを見ながら色や傷、果形など出荷規格を確認した他、市場情勢や出荷の日程、注意点などの説明を受けました。

今年は、春先は冷えましたが、6月以降は気温が高い日が続いています。梅雨明けが早く降雨が少なかったですが、生産者は水管理を徹底し、順調に生育。若干小玉傾向ですが、病害虫の被害も少なく、例年どおり品質の高いイチジクが出荷されています。

市場担当者は「天候に左右され難しいと思うが、出荷数量を長・短期で予測し、情報をつなげていただきたい。それを見越して、量が多いときも値を底上げし、有利に販売するように動ける。市場として責任をもって最後まで販売していくので、正確な情報と品質の良いイチジクの出荷をお願いしたい」と話しました。

竹内直人部会長は「いよいよ露地イチジクの出荷が本格的に始まってくる。規格に則ってしっかりと目をそろえ、高品質なイチジクの出荷をお願いしたい」とあいさつしました。

部会は、安城、碧南、刈谷、高浜の4市で121軒が、約19.5ヘクタールで露地イチジクを栽培。8月下旬に出荷ピークを迎え、11月上旬まで、京浜・中京・北陸地区の市場に約300トンの出荷を見込んでいます。