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おいしい地元産食べて 葉ショウガ収穫 「最高の出来」

  • 碧南しょうが・しそ部会

2025/7/28

  • 葉ショウガを収穫する山田さん

JAあいち中央管内の碧南市で、葉ショウガの収穫が始まっています。葉ショウガは、新ショウガが育ち始めてから、ある程度の大きさになったときに葉を付けたまま出荷します。同市は県内有数の葉ショウガの産地。碧南特有の砂地での栽培により、地下に伸びるストレスが少なく、みずみずしくて柔らかくぴりっとした辛味があり、爽やかな香りが特徴で、夏の食材として人気があります。

今年は4月上旬の伏せこみ後も気温が上がらず一週間程生育が遅れましたが、6月中旬以降は気温の上昇と十分な日照もあり、順調に生育しました。葉の状態や根の形状、色なども良好で、柔らかくてぴりっとした辛みのある良質な葉ショウガが育っています。

JA碧南しょうが・しそ部会では、部会員2人が約7アールで葉ショウガを栽培。収穫は14日から始まっており、9月上旬まで中京、浜松の市場に約1トンの出荷を見込んでいます。

部会の山田光春さんは、約3アールで葉ショウガを栽培。早朝4時から収穫や選別作業を行っています。収穫作業は根茎が折れないよう、根元から丁寧に手で引き抜きます。収穫後はブラシ付きの機械で水洗いして乾き過ぎない程度に自然乾燥後、束ねて袋詰めし出荷します。山田さんは「今年は最高の出来。爽やかな香りと辛みが食欲増進にも良いと思う。甘酢につけたり天ぷらにしたりといろいろな食べ方で楽しんで」と話しました。