トピックスレポート
サラダうどん作り フレミズが楽しむ
- 碧南北東部ブロック
2025/7/24
うどんの生地を足で踏んでコシを出す参加者
JAあいち中央碧南北東部ブロック(碧南ひがし支店、西端支店、碧南中支店)は7月24日、碧南市鶴見町のJA碧南中支店で、ブロック管内の「フレミズの森」会員を対象に料理教室を開き、会員ら10人が参加しました。地産地消への意識向上やJAが取り組む地元農畜産物ブランド「碧海そだち」を知って、食べて、“好き”になってもらうことが目的です。
今回、調理したのはサラダうどん。うどんの生地には、愛知県産の小麦「きぬあかり」の薄力粉を、具材には、JA管内産のキュウリ、トマト、チンゲンサイを使いました。
この日は、ブロック管内で農業を営んでいる愛知県農村生活アドバイザーが講師を務めました。参加者は、うどんの生地作りから挑戦。材料を混ぜ合わせて生地を作り、足で踏んでコシを出しました。生地を寝かせている間には、農村生活アドバイザーから、旬を迎えているラッカセイの茹で方やショウガの保存方法など農家ならではの情報を伝えました。調理後には、旬の味を家で楽しんでほしいと、農村生活アドバイザーが育てたラッカセイを参加者にプレゼントしました。
参加者は「うどん打ちを体験できてよかった。家では娘と一緒にうどんを作りたい」「農家さん直伝のラッカセイの茹で方や発酵ショウガを参考にしたい」と話しました。
料理教室を企画した同ブロックくらしの相談員の永坂利香さんは「地元農家との交流も目的のひとつだった。参加者には予想以上に喜んでもらえ、農家には消費者の生の声や反応を伝えられて、開いた意味があったと感じた」と話しました。
「フレミズの森」は、JA管内に住む65歳までの女性を対象としたJA女性組織の一つで、活動を通じた地域のつながり強化などを目指しています。
「愛知県農村生活アドバイザー」は、産業として魅力ある農業の確立、住みやすい農村社会の実現のため、先導役として優れた能力と豊かな人間性をもち、知事が認定した女性農業者のことです。