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クルクマ共進会 品種特性見事に

2025/7/23

  • 出品物の外観や形状、そろいなどを確認する審査員

JAあいち中央碧南園芸課は7月23日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2025年産 クルクマ品質改善共進会」を開きました。栽培技術や質の向上が目的。JA碧南クルクマ部会の部会員が「シャローム」や「モンブラン」など24点を出品。最優秀賞の碧南市長賞には、同市天神町の伊藤正弘さんの「シャローム」が選ばれました。

県や市、JAあいち経済連ら関係者4人が、苞葉の色つやなどの外観や品種の特性にあった形状、そろいなどを審査しました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の田中義浩主任専門員は「年々、品種数が増えており、どれもすばらしく、それぞれの特性がよく出ていた。作りにくいことから他産地では敬遠されがちな『シャローム』だが、碧南産は品質が良いと評価されている。入賞した「シャローム」は花色が鮮やかで高品質な点が評価につながった」と講評しました。

部会は7人が約1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培しています。「シャローム」が全体の5割を占めます。出荷は6月13日から始まっており、10月下旬までに、東北、関東を中心に甲信越、中京市場に約35万本を計画しています。

その他の入賞者は次の通り。
JA組合長賞=大岡宏充、
優良賞=伊藤茂二、
佳良賞=杉浦勝政(敬称略)