トピックスレポート
健康に地場産いかが 院内クーポン活用 直売所やカフェ立ち寄って 安城更生病院×JAあいち中央
2025/7/16
「でんまぁと安城中部」と「はたけのカフェ」で使える「お食事券」と「カフェ券」
JAあいち中央とJA愛知厚生連安城更生病院は、地域農業と地域住民の健康や食を支援したいと地産地消の取り組みで連携を深めています。7月16日から新たな連携がスタート。同院予防医療センターで交付される「お食事券」「カフェ券」を、安城市安城町の同院西側にできたJAあいち中央の直売所「ファーマーズマーケットでんまぁと安城中部」とテイクアウト専門カフェ「はたけのカフェ」で利用できるようになりました。安全・安心な地元産の農畜産物を食べて健康でいてほしい同院の思いと、地元産農畜産物を知って好きになってほしいJAあいち中央の思いが合致し、実現しました。
同院は地域の基幹病院として地域の医療などの中心的役割を担い、中でも同病院予防医療センターは予防医療を通じて地域住民の健康などを支援します。同院予防医療センターでは、同院予防医療センターで人間ドックを受診した人に「お食事券」を、生活習慣病予防健診を受診した人に「カフェ券」を、同院内の飲食店などで利用できるクーポン券として交付しています。
昨年度から病院食に地元食材を積極的に取り入れるなど、JAあいち中央と連携を深めてきたこと、同院近隣に同直売所とカフェがオープンしたことから、「お食事券」と「カフェ券」の利用が可能となりました。「お食事券」は1000円分、「カフェ券」は500円分を、同直売所ではお買い物券として、同カフェでは限定商品の引換券として使うことができます。同直売所とカフェは、地元産農畜産物「碧海そだち」をもっと“好き”になってもらいたいと、「碧海そだち」の「知る・選ぶ・買う・食べる」体験を提供しています。
JA産直振興部の都築雅幸部長は「JAグループとして、互いの事業をPRし、利用の促進につなげたい。今後も連携を深め、地域住民の健康と食、地域農業の支援に積極的に取り組んでいく」と話しました。
「碧海そだち」はJA管内で栽培・収穫され、同JAを通して販売される農畜産物であり、「碧海そだち」好きを育む取り組みも含まれます。