トピックスレポート
「新規就農者への期待大きい」 激励会を開く
2025/7/14
就農祝い金の目録を受け取る角谷さん(左)
JAあいち中央は7月14日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で、管内で新規に就農した10人の激励会を開きました。関係者21人が出席しました。対象となった就農者は、学卒やUターン就農した20~39歳で、品目は米・麦・大豆や施設・露地野菜、果樹、多肉植物などさまざまです。
JAの渥美純一組合長は「生産者の高齢化、後継者不足が危惧されるなか、新たに就農した皆さんの活躍への期待は大きい。先輩や同僚と手を携え、地域農業を守っていただきたい。日頃の栽培管理を徹底し、儲かる農業の実現を目指してほしい」とエールを送り、一人一人に就農祝い金の目録を手渡しました。
JA青年部の荒木康仁部長は「農業を続ける中で辛いこと、楽しいことがあると思う。頼れる仲間をたくさん作ることで一緒に考え、支え合える。青年部には色々な農家がいて、仲間ができるので入ってほしい。将来の目標に近づけるよう頑張っていただきたいし、頼ってほしい」と話しました。
親元就農でニンジンやタマネギなど露地野菜を栽培する角谷侑哉さんは「現状、家族間で農作業の進捗を報告・連絡できておらず、収穫遅れによる収量減少が課題だと感じている。まずは、これを改善するため、情報の共有をしっかりと行い効率を高めたい。今後も、その都度課題に対応し、スキのない農業経営を目指したい」と抱負を述べました。
JAでは、農業後継者の確保・育成を図るため、初めて就農する人に祝い金を給付しています。