トピックスレポート
栽培暦と防除暦 変更点の説明会
2025/7/10
こよみを説明する岡田係長(奥)
JAあいち中央碧南営農センターと碧南園芸課は7月10日、碧南市港本町の同センターで人参・玉葱こよみ説明会を開きました。JAの碧南人参部会、碧南玉葱部会の部会員を対象に、ニンジン・タマネギの次作が始まる前のこの時期に毎年催しています。昼と晩の2回開かれ、部会員やJA、県の職員ら81人が参加しました。
同センターの岡田智哉係長が、栽培こよみと防除こよみについて昨年度からの変更点を中心に説明しました。各こよみは、前作の反省と新しい情報を踏まえてJAとJAあいち経済連、肥料農薬メーカー、県普及課の担当者が見直しを行い、各部会の役員が精査しました。
石川浩義センター長は「品質向上や収量増加への取り組みは、農業者所得の増大に必要。栽培方法は確立されているが、昨年度の反省や今年度の予測をふまえて、こよみは毎年見直している。こよみを参考にして、より良いものを多く出荷してもらいたい」と話しました。
昼の部終了後には、品質向上・収量増加のヒントを得てもらいたいと資材展示会が催されました。農薬・肥料などの資材メーカー8社が出店し、生産者と情報交換やより細かい商品説明が行われました。