トピックスレポート
クルクマ品質良好 下旬に出荷ピーク
- 碧南クルクマ部会
2025/7/1
クルクマの出荷規格を確認する部会員ら
JAあいち中央碧南クルクマ部会は7月1日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。苞葉(ほうよう)のボリュームや茎の曲がり、箱への詰め方など出荷規格を確認しました。
今年は定植期の3月の冷え込みと5月下旬の寒暖差から生育が若干遅れました。出荷スタートは昨年に比べ1週間遅いですが、今後の暑さで生育が進み、例年通り7月下旬に出荷ピークを迎えると予想されます。色、ボリュームともに品質は良好です。出荷は6月13日から始まっており、10月下旬までの予定。東北、関東を中心に甲信越、中京市場に、約35万本の出荷を目指します。
目ぞろえ会には部会員や県、JAあいち経済連、JA職員ら10人が参加。JAあいち経済連の担当者は「碧南のクルクマは品質が良いと市場からの評価が高い。特に、関東・東北地方から重宝されている。茎の長さやボリューム感、数量のそろった商品が求められている。新盆や旧盆などモノ日を上手にねらって出荷してほしい」と話しました。
部会は、7人が約1ヘクタールで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など25品種を栽培。ハスの花に似ていることから、仏花用に新盆、旧盆の需要に合わせて栽培していますが、夏場でも日持ちが良く、明るい色の品種が多いことから、ブライダルやフラワーアレンジメントの花材としても人気があります。
関連リンク