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生徒の学び後押し 食の魅力発信探る

2025/6/26

  • 地元農家(中央)と意見を交わす生徒

安城市立桜井中学校1年G組は6月26日、農家から直接地元の農業に関して聞きたいと安城市小川町のJAあいち中央桜井営農センターを訪れました。同組では、総合学習の授業で「地元の食の魅力を多くの人に伝える」ことをテーマに、地域の農業を応援するために自分たちにできることを考え、実行することを目標としています。自分たちに何ができるかを模索するために、地元農家と対話する機会が設けられました。

この日訪れた生徒28人は、同センターの所長や同校学区内で農業を営む4人(米・麦・大豆:2人、ハウスキュウリ・イチジク:1人、露地野菜:1人)と対話しました。生徒は「どうして桜井学区は水田が多いのか」「農家が減っているとあったが、桜井学区には田んぼも畑もある。本当に減っているのか」など、これまで調べて疑問に思ったことなどを質問していきました。対話を通して、桜井学区あるいは安城市だからこその課題や魅力を知るとともに、自分たちに何ができるのか模索の糸口を見つけていきました。

農家との対話を終えた生徒は「何をしてほしいのか知ることができた。今日学んだことを活かしていきたい」と話しました。同校の佐々木星苑教諭は「農業に携わる人の声を直接聞くことで、生徒自身の力で『知る・考える・実行する』情熱につながると思う。農家さんの想いを聞いたうえで、今後何をするべきか、何ができるかを考えてほしい」と話しました。