トピックスレポート
みそ造りめざし みんなで種まき
- 知立ブロック女性組織「大豆の会」
2025/6/21
大豆の種をまく参加者
JAあいち中央知立ブロック(知立支店・知立西支店・知立東支店)の女性組織「大豆の会」は、自分たちで無農薬の大豆を育て、味噌づくりといった加工まで、大豆栽培を通じた食農教育を行っています。食の安全・安心や食育に関心のある地域住民らで構成される会員は30歳代~80歳代と幅広く、地域の仲間との交流を通じて、地産地消の大切さや農産物への感謝の心を育んでいます。
6月21日には、本年度の活動スタートとなる大豆の種まきを知立市八ツ田町の約10アールの圃場で行い、会員とその家族約40人が参加しました。同会役員が早朝から圃場を準備し、参加者は30~35センチ間隔で3粒の種をまいていきました。種まき後は、色とりどりの広告を圃場に散らして、防鳥対策を行いました。参加者は「定年退職し、新しいことを始めようと参加した。体を使うのは気持ちよく、今日植えた種の今後の成長が楽しみ」「初めての農作業。子どもと一緒に参加できるのがうれしい。楽しかったが大変さも分かった」などと話しました。
同会代表の野畑民子さんは「農薬を使わずに作物を作るのは大変で手がかかる。皆さんが楽しみにしている家庭の手前味噌づくりに向けて、協同で良い大豆を作っていきたい」と話しました。 今後は7月に中耕・根寄せ・除草作業、10月に枝豆収穫、11月に大豆の刈り取り・脱穀、12月から味噌づくりを予定しています。