トピックスレポート
黄色のスイカ 出荷が本格化
- 刈谷露地園芸部会
2025/6/12
小玉スイカを収穫する野々山さん(中)
JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、特産の小玉スイカの出荷が本格化しています。JA刈谷露地園芸部会の小玉スイカ出荷グループ「SKI」は、7月上旬まで県内を中心に約1万5000玉の出荷を予定しています。今年は3月の定植以降、気温が低く生育遅れがみられたものの、その後は比較的温暖な気候となり、交配・着果も良好で、順調に生育。昼夜の寒暖差もあり、甘みののった小玉スイカとなっています。
品種は「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で甘味が強く、皮が薄いのが特徴。重さは一玉約2.5キログラムで、直径は20センチほどと小ぶり。中京市場を通じて主に県内の大手量販店に流通する他、JAの産直センター刈谷北部などで販売されます。
同グループの野々山智さんは約40アールで主に小玉スイカを栽培します。早朝から収穫し、1玉ずつ大きさや形を見ながら選別し、箱詰めしていきます。野々山さんは「非常にフルーティでサッパリとして、シャリ感があるのが特長。今年も栽培管理が難しかったが、みんな上手に管理しており、おいしいスイカができている。今が一番おいしい時期。ぜひ買って食べて、この美味しさを知ってほしい」と話しました。
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