トピックスレポート
交配・着果良好 小玉スイカ15000玉へ
- 刈谷露地園芸部会
2025/6/7
小玉スイカの形状やキズなどを確認する生産者ら
JAあいち中央刈谷露地園芸部会で特産の小玉スイカを出荷するグループ「SKI」は6月7日、刈谷市東境町の生産者宅倉庫で、目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら10人が参加しました。
生産者らは小玉スイカを並べて、形状やキズ、出荷時の箱への詰め方などを入念に確認しました。今年は、定植期の3月は気温が低く生育遅れがみられましたが、4月中旬以降は比較的温暖な気候となり、交配・着果も良好。昼夜の寒暖差もあり、甘みののった小玉スイカができています。 同グループ代表の野々山智さんは「今年はスイカにハゼやキズが少なく、大きさも十分で、順調に育っている。例年通り、この地域ならではのおいしい黄色の小玉スイカを出荷していきたい」と話しました。
SKIでは、6人が約1.5ヘクタールで果肉の黄色い小玉スイカを栽培。甘味が強く、皮が薄いのが特徴です。切らずに冷蔵庫で冷やせる食べきりサイズのため、人気が集まっています。出荷は6月8日から始まり、7月上旬までの予定。1玉2.5キログラム前後で、1万5千玉の出荷を目指します。
15日には小玉スイカ中心の「スイカのトラック市」を、7月6日には大玉スイカ中心の「スイカのトラック市」を、刈谷市東境町のJA産直センター刈谷北部で午前8時から開く予定です。
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