トピックスレポート
小玉スイカの糖度・品質十分
2025/6/3
切った小玉スイカを並べ、熟度を確認する参加者
JAあいち中央刈谷露地園芸部会の内、特産の小玉スイカを出荷するグループ「SKI」は6月3日、刈谷市東境町の生産者宅倉庫で生育状況を確認し、出荷スタートの日にちを決めました。生産者やJA刈谷北部営農センター職員、市場関係者10人が参加しました。
同グループのメンバー6人が出荷間近の小玉スイカを収穫して、持参。1玉ずつ切って、糖度や色、香りから熟度を確認しました。病害虫による大きな被害は見られず、交配後の実の割れも少なかったです。糖度も上がっており、品質良好。出荷は8日から始まり、6月中旬をピークに7月上旬まで行われる予定です。
名古屋市中央卸売市場本場のセントライ青果株式会社の藤野幸道さんは「寒暖差があることはスイカにとって良く、糖度が乗ってくる。毎年、厳しい栽培環境のなか一所懸命作っていただいている。今作も十分な熟度を確認でき、数日後には全員そろって出荷できると思われるので、がんばって販売していきたい」と話しました。
SKIでは、6人が果肉の黄色い小玉スイカを栽培。小玉スイカは、甘味が強く、皮が薄いのが特徴。1玉2.5キロ前後と切らずに冷蔵庫で冷やせるサイズに、消費者からの人気が高まっています。