トピックスレポート
いちじくスクール 圃場で芽かき作業
2025/5/16
中村室長(左)に相談しながら芽かき作業を進める受講生
JAあいち中央営農部園芸課産地対策室は5月14日、安城市福釜町の「いちじくスクール」圃場で芽かき作業の実習を行いました。受講生と県、JA職員7人が参加しました。
同スクールはイチジク産地の維持・拡大を目指し、新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、JAが2017年度から開校しています。今年度は全約30回の講座開催を予定。9期生5人が受講しています。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員が芽の選び方など作業のポイントを押さえながら説明。受講生は「どの芽を残したら良いのか悩んでしまいなかなか進まず、難しい」と、山口専門員や同室の中村大輔室長の指導を仰ぎながら、芽かき作業を進めました。
中村室長は「芽かき作業は、結果枝づくりや収穫量に大きな影響を与えるため、イチジク栽培で重要な作業。園地の条件や樹齢、樹勢等によって残す芽が違うので、判断に迷うと思うが、実習でしっかりとポイントを押さえて習得してほしい」と話しました。