トピックスレポート
特産「でか落花生」 定植でPR11年目
- 高取みどり会
2025/5/10
「でか落花生」の苗を植える川角代表
高浜市高取地区の農業者で組織される「高取みどり会」は5月10日、同市清水町のほ場で「でか落花生」の苗を植え付けました。同市の特産としてPRするとともに、農業を通して「食」と「農」に関心を持ってもらうことが目的です。今年で11年目。同会メンバーや町内会など約60人が参加しました。
同市では、2014年からジャンボラッカセイの特産化を進めています。21年度からは市外産のジャンボラッカセイと区別するため、「でか落花生」と呼称しています。
用意された苗は約600株。参加者は、ポットから取り出した苗をマルチの張られた畝に植えていきました。定植後には、カラスやアライグマによる被害を防ぐため、ネットで囲ったりテグス糸を誘引したりしました。収穫は9月20日の予定です。
高取みどり会の川角紀美代表は「特産物をきっかけに、若い人たちに少しでも農業に興味をもってほしい。収穫祭では地域の子どもたちにもたくさん採ってもらえるように、皆と協力して栽培管理していく」と話しました。
定植は同地区の子ども会に加入する小学生も参加予定でしたが、直前までの降雨により参加中止となりました。