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食の複合施設が完成 6月20日開業

2025/4/29

  • 玉串奉奠を行う渥美組合長

JAあいち中央は4月29日、安城市安城町でファーマーズマーケットでんまぁと安城中部を含む複合施設「でんまるしぇ」の竣工式を開きました。JAの役職員と産直運営協力会の支部役員のほか、安城市や設計・施工会社ら関係者約80人が参加しました。

「でんまるしぇ」は、地元農畜産物「碧海そだち」を「知る」「選ぶ」「買う」「作る」「食べる」体験を通して、「碧海そだち」をもっと“好き”になってもらうことを目的とした複合施設。地元農畜産物を取り扱う生産者直売所「ファーマーズマーケットでんまぁと安城中部」、地元農畜産物を素材とした飲食店「はたけのカフェ」、食に関わる活動を行う調理加工室、産直出荷者育成のための研修農園「でんファーム」(2026年度開設予定)を備えます。敷地面積は約13,356㎡(内「でんファーム」約3,441㎡)、2階建て鉄骨造りで、延べ床面積約2,359㎡。駐車場は約200台収容可能。JR安城駅から安城産業文化公園デンパーク(安城市赤松町)へ続くフラワーロードの中間地点に位置します。デンパークとの相互利用を促進するため催事に合わせたPRや関連商品の販売などを行っていく予定です。

JAの渥美純一組合長は「新鮮で安全・安心、お値打ちな『碧海そだち』がそろう店にしていきたい。観光拠点としての役割も担うので、デンパークと連携して地域を盛り上げたい」と話しました。
同施設は6月20日にグランドオープン予定です。