トピックスレポート
デラウェア ジベ処理学ぶ
- ぶどう部会
2025/4/28
山口専門員(左)から説明を受ける部会員
JAあいち中央ぶどう部会は4月28日、安城市東端町の同部会員の園地で、デラウェアのジベレリン処理講習会を開きました。部会員や県、JA職員ら20人が参加。デラウェアのジベレリン処理、病害虫防除に関する情報について確認しました。今年は4月上旬まで気温が上がらなかったため、昨年に比べ1週間程生育が遅れています。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山口千明専門員が、ジベレリン処理の適期判定方法や作業ポイントを説明。「ジベレリン処理は花穂の状態から判断するのが一番わかり易い。よく見て適期に作業し、効果がしっかりと出るようにして。作業した日にちや天候、生育状況などを記録し、次作以降の適期判断材料を積み重ねてほしい」と話しました。
部会の大橋祐司部会長は「デラウェアは種なしでないと需要に合わない。こまめに圃場を見て、適期処理をお願いしたい」と話しました。
部会は31人が約5.8ヘクタールで「デラウェア」や「巨峰」などを栽培。出荷時期は「デラウェア」が7月上旬~8月上旬、「巨峰」は7月下旬~8月下旬の見通しです。