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おいしい実願い小玉スイカ授粉

2025/4/25

  • 雌しべの先に花粉を付ける川上さん

JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、4月下旬から小玉スイカの授粉作業が始まりました。同地区では、小玉スイカの栽培が盛んで品種は「おおとり2号」。果肉は、鮮やかな黄色で強い甘味が特長。授粉作業は5月下旬まで続きます。

JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」では、6人の生産者が約1.2ヘクタールで小玉スイカを栽培。6月上旬から7月中旬にかけて、名古屋の市場やJA産直店舗へ出荷します。1玉2.5キロ前後で、今年は1万5千個の共選出荷を目指します。

刈谷市東境町の約50アールの圃場で小玉スイカを栽培する同グループの川上充士さんは、花の咲き具合を見ながら作業を進めます。授粉作業は、確実に着果させるため、すべて手作業で行います。当日咲いた状態の良い雄花を選んで摘み取り、雌しべの先に丁寧に花粉を付け、交配した目印のテープを茎に巻き付け、授粉日を記録します。川上さんは「しっかりと着果するように、丁寧に授粉を行っている。実がついたら、病害虫対策を行い、丁度良い大きさでおいしい小玉スイカを作っていく」と話しました。

6月15日には小玉スイカ中心の「スイカのトラック市」を、7月6日には大玉スイカ中心の「スイカのトラック市」を開く予定です。