トピックスレポート
土づくりの基礎説明 組合員の野菜作り応援
- 高棚支店運営委員会
2025/4/16
参加者に土づくりの基礎を説明する加藤さん(奥)
JAあいち中央高棚支店運営委員会は4月16日、安城市高棚町の和親館で組合員学習会「野菜作り勉強会」を開き、同支店管内の正准組合員やその家族35人が参加しました。同学習会は、組合員のくらしに必要な知識を身につけるとともに組合員同士の交流の場となることを目的に開いており、今年で6年目です。
支店の榊原由高支店長が組合員から「近年の酷暑の影響で農作物が育ちにくい」という悩みを聞き、JA安城営農センターの岡本隼輝さんに相談。岡本さんは組合員の悩みを解消するため、今回は「野菜が育ちやすい土づくり」をテーマとし、肥料などの農業資材を取り扱う片倉コープアグリ株式会社から加藤学さんを講師に招きました。参加者は、堆肥の適切な施用や石灰の必要性など土づくりの基礎に加え、品目に応じた基肥、追肥の必要量などを学びました。参加者は「今までの堆肥の量では少ないことがわかった」と話しました。
加藤さんは「環境変化に強い野菜を作るには、土づくりが最も重要である。土を柔らかくして根を張らせやすくすることで、水、養分、空気を多く吸収できる。土をしっかり耕し、適切に堆肥を使って植物が育ちやすい環境を作ることが大切だ」と参加者に訴えました。
支店の神谷俊市運営委員長は「参加した組合員には、今日学んだことを栽培に活かし、楽しく野菜づくりをしてもらえると嬉しい。ぜひ、秋に開く豊年感謝祭での農産物品評会に野菜を出品してもらい、地域農業を盛り上げてほしい」と話しました。
委員会では、7月に秋野菜栽培の勉強会を開く予定です。