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全国果樹技術・経営コンクールで農産局長賞 刈谷市の永田広敏さん

2025/4/15

  • 受賞した永田さん夫妻

刈谷市井ヶ谷町のブドウ農家、永田広敏さんが第26回全国果樹技術・経営コンクールで農林水産省農産局長賞を受賞しました。4月15日には、同町の刈谷市生涯学習センターで祝賀会が開かれ、刈谷市果樹組合や愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課、刈谷市、JA役職員ら38人が出席しました。

同コンクールは、果樹の生産技術や経営方式等において他の模範となる先進的な農業経営体及び集団組織を表彰。同賞には、生産技術・経営に優れた概ね45歳未満または就農して20年以内の農業経営体の代表者が選ばれます。

永田さんは37歳で就農後、老朽化した園地を整備し、品種を大粒種中心に切り替え、販売を直販・産直店舗に変更。現在、総栽培面積230アールのうち150アールで、厳選した15品種のブドウを無核栽培しています。「より良い商品を買いやすい価格で」を経営理念に、丁寧な荷造りと高品質な果実生産管理に注力する。栽培技術・経営水準の高さ、産地全体のレベルアップへの貢献などが評価されました。

永田さんは「客観的に評価され、うれしい。現状に溺れることなく、お客さまに喜ばれるようさらに品質をあげていく。農業は定年がない。これからも体の許す限り、一生涯をかけてがんばっていきたい」と話しました。