トピックスレポート
規格確認しっかりと 早生カリモリ害虫被害なし
- カブ・かりもり部会
2025/4/14
サンプルを見て出荷規格を確認する部会員ら
JAあいち中央カブ・かりもり部会は4月14日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、早生カリモリの目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者ら5人が参加しました。サンプルを手に取り、形や傷、色などの出荷基準、今後の出荷予定や出荷方法を確認しました。
早生カリモリは「あいちの伝統野菜」の一つ。奈良漬の原料となる他、しょうゆ漬けやみそ漬けなど主に漬物で食べられます。今年は2月中旬の定植以降、気温の低い日が多く1週間ほどの生育遅れがみられましたが、3月に入り気温の高い日が増えたことから平年並みの生育となりました。病害虫などの被害はなく、品質は概ね良好です。
部会担当者は「この目ぞろえ会で規格をそろえ、安定した品質のカリモリをお届けしていきたい」と話しました。
部会では、部会員2人が約37アールのハウスで早生カリモリを栽培しています。今年の出荷は3月31日から始まっており、5月中旬から6月下旬をピークに8月上旬まで続きます。JAを通じて、中京市場や京都の漬物加工業者に流通する。総出荷量は約33トンを目指します。
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