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食農教育絵本第4巻を作成 地元農産物を“好き”になって

2025/2/18

  • 絵本を受け取った代表園児

JAあいち中央は、地域の方々に地域農業の大切さを知って、地元農産物を“好き”になってもらうため、食農教育絵本を作成しています。2015年から始め、同年に第1巻、18年に第2巻、21年に第3巻を作成してきた。24年度は10年目で、第4巻となる「あおみっ子のゆめ」を作成しました。

作成した絵本は、地域の子どもや保護者に、農業や地元農産物に関心を持ってもらおうと、管内5市(碧南・刈谷・安城・高浜・知立)の絵本寄贈の了承を得られた幼稚園や保育園などの年長園児に、卒園記念として寄贈しています。毎年約5000人の園児に寄贈しており、寄贈総冊数は今回で約50000冊に及びます。

絵本は、JA管内で生産される農産物をモチーフにした8体のキャラクター「あおみっ子ファミリー」が登場し、地域農業の大切さを伝えています。絵本の中に使われている漢字にはフリガナが付けてあり、最初は保護者と一緒に、1年生になってからは子どもたちだけでも読んで楽しめるようになっています。

2月18日には、知立市長篠町にある学校法人知立学園長篠幼稚園で贈呈式を行いました。式には、あおみっ子ファミリーの「トマピョン」と「ナシベー」が駆けつけ、代表園児へ絵本を手渡しました。その後、園児はキャラクターと一緒にあおみっ子ファミリーのテーマソングに合わせたダンスやキャラクターとのふれあいを楽しみました。

代表園児は「お兄ちゃんが絵本を持っており、キャラクターや野菜のことを知っていた。今日はキャラクターに会えて嬉しかった。家に帰ったらお母さんと絵本を読んで、野菜を好き嫌いなくたくさん食べたい」と話しました。

JA総合企画部企画課の江坂昌彦課長は「絵本を読んで、自分たちが毎日食べているものがとても貴重なものであること、農家さんが一生懸命作っていることを感じ、地域農業や地元農産物の大切さを知って、“好き”になってもらえると嬉しい」と話しました。