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良質小麦生産へ収穫本番迎える

  • 営農部会

2024/6/4

  • 小麦を刈る神谷副部会長

JAあいち中央管内で、小麦の収穫が最盛期を迎えています。JA管内では、「きぬあかり」と「ゆめあかり」の2品種を栽培しています。「きぬあかり」の作付面積は全体の約80パーセントで主力品種。「きぬあかり」はうどんやそうめんなど麺用小麦として愛知県が開発した品種で、「ゆめあかり」はパン・中華麺用小麦として愛知県が初めて開発した品種です。

今年産の小麦は、11月から12月の播種後と4月上旬に降雨が多く湿害の影響を受けたため、収穫量は前年産よりやや低くなると予測されています。JA営農部会では、同部会員の91経営体が、1470ヘクタールで小麦を栽培。県下で進めているICTツールを活用した生育予測診断により、適期追肥、適期防除、適期収穫に取り組んでいます。収穫は6月中旬まで続く見込みです。

安城市北部地区で小麦を生産する同部会の神谷明志副部会長は、「今年は雨が多くて栽培するのが難しい年だったが、なんとかがんばって生産してきた。みなさんには、地元産の小麦を使ったパンや麺類を食べていただきたい」と話しました。

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