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スイートコーン 碧南で播種最盛

2024/3/14

  • 器械を使いスイートコーンの種をまく生産者

JAあいち中央管内の碧南市で、2月中旬から行われているトンネル栽培によるスイートコーンの播種作業がピークを迎えています。同市では需要の高まりとともに、生産者が増えています。品種は「味来」と「ドルチェドリーム」。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が9割以上を占めます。

トンネル栽培の播種作業は3月上旬まで続き、その後、露地栽培の播種作業が4月中旬まで続きます。出荷は6月上旬から始まり、6月下旬をピークに7月中旬まで。市場やJAあいち経済連を通じて中京地区の量販店や生協などに出荷します。また、JAの農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも販売を予定しています。

3月14日、約2ヘクタールでスイートコーンを栽培する長谷部実さんは、肥料を施し整地した畑に、145センチ幅ですじを切り、1畝に2列、器械を押しながら種をまきました。湿り気を保ち発芽を促すため、畝ごとにビニールを張っていきました。

長谷部さんは「暖冬傾向にあるので虫の発生には気を付けて、防除していきたい。甘みの乗ったスイートコーンを出荷していくので、楽しみにしていてほしい」と話しました。