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若手職員14人が農業体験を報告

2024/3/13

  • 活動報告する23年度新採用職員

JAあいち中央は、新採用職員を対象に「農業体験活動」に取り組んでいます。管内の農業を調査し、農家に赴いて農業体験することで農業への理解を深めるとともに、JA職員としての自覚を促すことが目的です。2010年度に策定した「JAあいち中央の求められる職員像」に掲げた「JAの理念・役割を理解し、事業・活動を実践できる職員」を育成する方策のひとつで、13年目の取り組みです。

3月13日には、23年度新採用職員による農業体験報告会が安城市御幸本町のJA本店で開かれました。職員14人が、JAの役員や幹部職員、体験受け入れ先の農家ら約80人を前に自身の活動を報告しました。

報告に先立ち、JAの渥美純一組合長は「農業をほとんど知らない新採用職員を快く受け入れてくれた農家に感謝したい。食糧の安全保障が叫ばれる中、JA職員として生産現場で勉強する機会はとても貴重。農家の想いを理解し、今後の業務に活かしてほしい」とあいさつしました。

報告会では、個人やグループで12の取り組みが報告されました。自ら調べた管内の農畜産物や生産部会のほか、農業体験の内容などを紹介。「仕事と休憩のメリハリや商品への責任感など、普段の業務に活かせる学びが多かった」「とても親切に教えてもらえたので、自分も利用者や後輩に丁寧に説明できるようになりたい」「農業の楽しさを伝え広め、地産地消をアピールしていきたい」など、体験を通じて感じたこと、今後の業務に活かしたいこと、農業者所得の増大に向けできることを報告しました。

「農業体験活動」では、6月に事前研修として管内農業の概要などが説明され、7月には自部署管内の農家や農産物について調査。7月から翌年1月の間に3日程度、受入農家や農業団体、支店組織活動などで農業体験をしました。