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争わない相続 落語で伝える

  • 年金友の会

2024/3/11

  • 生島氏(左)の落語を楽しむ参加者

JAあいち中央金融推進部年金普及センターは3月11日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で「落語で学ぶ相続と遺言セミナー」を開きました。JA年金友の会会員の教養を深めることが目的で、同会会員220人が参加しました。

セミナーの様子は生配信され、参加者の内90人は別会場のJA碧南ひがし支店、刈谷中支店、高浜支店から視聴しました。以前から「会場が遠くて行けない」と参加を断念する会員の声があり、近くの支店なら参加しやすいのではと、今回初めて配信を含めた開催に取り組みました。

同会の西部正勝会長は「深刻な話題は家族に相談しにくいが、次世代が私たちの気持ちを受け継いで幸せになってもらえるよう、今日は楽しく勉強してほしい」とあいさつしました。

講師は行政書士で社会人落語家の生島清身氏(天神亭きよ美)を迎えました。前半は、落語家として創作落語「天国からの手紙」を披露し、人情あるストーリーでみんなが納得する争いのない相続を伝えました。後半は行政書士として、相続に関する制度などを説明し、遺言や「笑ンディングノート」などの活用で自身の想いを家族に残すことの大切さを伝えました。

参加者からは「遺言書の必要性や書き方についてとても参考になった」「配信によるセミナーに興味があって参加した。自分の想いを伝える方法を聞けて良かった」など好評でした。

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