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ときいろカレッジ 地元産でケーキ

2024/2/27

  • 永谷マネージャー(左)から売り場づくりを学ぶ受講生

JAあいち中央組織生活部組織生活課は2月27日、安城市福釜町のJAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部で、女性大学「ときいろカレッジ」第三期生の第3回講座を開きました。三期生15人と女性理事2人が受講しました。

三期生の活動テーマは「『碧海そだち』の発信」。トライフルケーキ作りを通して、地元農産物の魅力をどのように発信するかを考えます。9回のカリキュラムから、見て体験して学び、話し合い考えて、何をするべきかを決めていきます。トライフルケーキはクリームやスポンジケーキ、果物などを重ねて盛り付けるスイーツです。

「碧海そだち」は、JA管内(碧南市・刈谷市・安城市・高浜市・知立市の碧海地域)で栽培・収穫され、JAを通じて販売される農産物の総称です。碧海地域の農産物や農業をもっと好きになってもらう“好き”を育む活動も含みます。

第3回講座では、2023年食育ソムリエエンパワラーを受賞した同店舗の永谷直美マネージャーを講師に、今後の活動のヒントを得るために産直事業の“好き”を育む取り組みを学びました。店内でポップやレシピ、陳列方法など工夫されている売り場を見学後、「好きを育むレシピ」の中から「なすde蒲焼丼」を体験しました。グループ討議では2班に分かれて「碧海そだち」の何の農産物を使って、何をPRするかなどを話し合いました。

同部の川路伸之副部長は「作ることがゴールではなく、作ったものを通して地元農産物をどのようにPRするか、“好き”を育む活動を目的に取り組んでもらいたい。地元農産物の背景や想いを自分の言葉でストーリーにして周りの人に伝えられるようになってほしい」と話しました。

同大学はJA運動や地域農業、農政、組合員としての役割などに関して学習する機会を提供することにより、今後の組織活動をはじめ、事業・経営への参加・参画となりえる人材、女性組合員リーダーの育成を目指しています。