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イチゴ品評会 富田さん市長賞

  • いちご部会

2024/2/13

  • イチゴの外観や大きさ、食味などを確認する審査員

JAあいち中央いちご部会は2月13日、安城市赤松町のJA総合センターで「いちごの品評会」を開きました。品評会は、栽培技術や品質の向上、ブランド化を推進して消費拡大することを目的に毎年この時期に開いています。「紅ほっぺ」8点、「ゆめのか」4点の計12点(1点4パック)が出品され、最高賞となる安城市長賞は「紅ほっぺ」を出品した同市藤井町の富田隆義さんが受賞しました。

県や市、市場、JAあいち経済連など生産・流通の関係者ら6人が玉ぞろいなどの外観、肉質、食味、糖度などを審査しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の鈴木暁生課長補佐は「夏から秋にかけて高温で定植が遅れ、決して良いスタートを切れたとは言えないが、部会員の高い技術力により、良いイチゴが出品されていた。11月以降は日照時間に恵まれ、例年より食味が良かったように感じる。その中でも入賞者のイチゴは、玉ぞろいや形、手ずれがなかった点を評価した」と講評しました。

出品されたイチゴのうち、36パック(1パック260グラム)は、同市社会福祉協議会を通じて、福祉施設に寄贈しました。

部会は11人が約1.8ヘクタールで、「紅ほっぺ」と「ゆめのか」を中心に栽培。出荷は5月下旬まで続き、約22万パックを出荷予定。中京市場を通じ、大手量販店で販売しています。