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ゼリーで学ぶ 銘柄ニンジン

  • 碧南市地産地消推進協

2024/2/6

  • 「へきなん美人」を使ったゼリーの作り方を説明する講師

碧南市地産地消推進協議会は2月6日、同市日進町の碧南市立日進小学校でニンジン講習会を開き、同校の3年生児童約50人が「にんじんゼリー」の作り方やニンジンが出来るまでの過程を学びました。同協議会では、特産のニンジンを児童に知ってほしいと、同市で栽培しているブランドニンジン「へきなん美人」が一番甘くなるこの時期に毎年開いており、今年は市内5校の小学校で予定しています。県で認定された食育の大切さや伝統料理等を伝える「あいちの技人」やニンジン生産者3人が指導にあたります。

この取り組みは、学校の教科書や副読本で学ぶだけでなく、児童が本物のニンジンに触れることでニンジンへの理解を深めることが目的です。講師が調理の見本を見せながら講義を進めるデモンストレーション形式で対応しています。今年は「生搾りへきなん美人ジュース」の他「にんじんゼリー」「美人の素サラダ」の試飲・試食が行われ、児童らは「へきなん美人」の甘さに目を丸くしました。指導後は児童が家で調理できるように、ニンジンがプレゼントされました。

児童は「『へきなん美人』のジュースが、とっても甘くておいしかった。校庭で育てた経験も含めて、ニンジンが好きになった」「ジュースを絞った残りの繊維で、こんなにおいしいサラダができるなんて驚いた。家に帰っても作ってみたい」と嬉しそうに話しました。

指導にあたった「あいちの技人」の杉浦千秋さんは「ニンジンの栽培体験をした上で料理を食べてもらうことで、ニンジンに対する愛情を育ませることができた。本当に美味しい碧南のニンジンを知ってもらえたことがうれしい」と話しました。