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強盗想定し訓練

2024/1/18

  • 犯人役の警察官(右)に応対するJA職員

JAあいち中央金融部金融課は1月18日、安城市姫小川町のJA桜井支店で、強盗を想定した防犯訓練を愛知県安城警察署の協力を得て行いました。JAの支店長や窓口担当者ら約100人が参加しました。

金融機関を狙った強盗事件や特殊詐欺の発生に対して、職員の防犯意識の高揚と非常時における職員間の意思疎通の確認、強盗や振り込め詐欺などの犯罪に適切に対応するため、毎年行っています。

訓練では、強盗に扮した警察官が刃物を持って店内に侵入。窓口カウンター前で窓口職員に対して「金を出せ」と現金を要求して奪い逃走。職員が追跡して、逃走方向などを確認しました。その後は犯人の特徴や強盗の状況を整理し、通報手段を共有しました。

参加者からは「犯人を刺激しないことを考えて対応した。訓練で色々なパターンを想定しておきたい」などの意見がありました。

同支店の田村公一次長は「緊張感のある防犯訓練ができた。利用者、職員の安全を心がけながら対応を進めていきたい。今後も安心して利用してもらえる支店にしていきたい」と話しました。

同署生活安全課の担当者は「時間稼ぎをすることなく人命を第一に考え、犯人が早く店舗から出るように対応していたことが評価できる。金融機関を狙った強盗事件は減少しているが、発生した時のために適切な対応を知っておいてもらいたい」と話しました。