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自衛消防隊が訓練

2023/12/21

  • 消防ポンプ運用訓練を行う自衛消防隊員

JAあいち中央自衛消防隊は12月21日、安城市赤松町のJA総合センターで、2023年度安城市防火危険物安全協会自衛消防隊ポンプ運用訓練を行いました。

同センター内の各部署職員から10人が参加し、選抜された5人がチームとなって日頃の訓練の成果を披露しました。同センター内の自動車燃料部燃料センターの石川辰義係長の指揮で、隊員らは声を出しながらそれぞれの役割を果たし、ポンプ操法により火点に見立てた三角コーンへ向けて放水しました。訓練終了後には、衣浦東部広域連合消防局安城消防署の署員から「落ち着いて行動できており、大変良い訓練だった。頭の中では分かっていても、実際思うように動けないという事態も想定される。日頃の訓練で有事の際の行動をイメージして、しっかりと活動できるように備えていただきたい」と講評がありました。

同隊隊長で安城営農センターの岩﨑久彦センター長は「日頃の訓練の成果が十分に発揮され、各員が適切に行動できていた。有事の際はすぐに駆け付け、対処できるように、訓練を続けていきたい」と話しました。

この訓練は、自衛消防隊として隊長の指揮の下、隊員の消防技術の維持向上を図り、防火対象物等の自衛意識の高揚とその使命の完遂を期することが目的です。同市で自衛消防隊を備える企業・団体が、ポンプ操法を基本とした実情に合わせた実践的な放水訓練を行っています。