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需要期へイチゴ最盛

  • いちご部会

2023/12/20

  • 適期を1つ1つ丁寧に見極めながらイチゴを収穫する鈴木部会長

JAあいち中央管内の安城市で、クリスマスのイチゴ需要にあわせて、出荷が本格化しています。出荷は「紅ほっぺ」が11月27日から、「ゆめのか」が12月10日から始まっており、現在は日量約800パック(1パック250グラム)を出荷。クリスマス用で使われるイチゴは生食用とは別に選別され、約2週間で3トンほど出荷されます。

今年は7~9月の育苗期にかけて記録的な高温が続き難しい栽培環境が続き、例年より5日遅い出荷開始となりました。徹底した管理作業で品質は良好です。

同市大山町の20アールのハウスで栽培するJAいちご部会の鈴木平兵衛部会長は「十分な日照量もあり、おいしいイチゴが出来た。皆さんにたくさんお買い求めいただき、食べてもらいたい」と話しました。

JAいちご部会は11人が約1.8ヘクタールで栽培しており、品種構成は「紅ほっぺ」7割、「ゆめのか」3割。5月末までに中京市場を中心に28万パックを出荷予定。販売高1億円を目指します。