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農機メーカーと3者で合同研修

2023/12/12

  • 講師から作業機の特性について学ぶ若手職員ら

JAあいち中央営農部農機センターは12月12日、株式会社ヰセキ関西中部と小橋工業株式会社の3組織合同で営業研修会を開きました。安城市赤松町にあるJA安城中支店で行われ、同センターの若手職員と各社の若手社員ら6人が参加。講師は小橋工業株式会社の作業機に精通したベテラン社員が務め、品目や作業、地形に応じた作業機の使い分けについて、動画を交えながら分かりやすく教えました。

同センターでは2021年4月から月に一度、サービスマンレベルアップ講習会を開いて、若手職員の育成を図ってきました。これまでは同市赤松町にあるJA総合センター内農機センターで、トラクターやコンバインなど季節ごとに利用頻度が高い機種別の技術研修を主に行ってきました。今回は外部組織と合同で研修していることを耳にした小橋工業株式会社が参加を希望し、初めて2社以上の企業と合同で催しました。利用者への提案力強化のため、テーマは若手職員から聞き取り「作業機全般」に設定しました。

参加者は「知識を身に付けることで、利用者のニーズに沿ったものを提案できる。メーカーへの問い合わせも疑問点を明確にして伝えられる。研修を受けて、自分の知っていること知らないことを整理できた」と話しました。

小橋工業株式会社営業部岡山営業所販売係の三宅崇史係長は「1回の研修で全てを吸収することは難しい。今後の継続的な研修で、知識を身に付けてほしい。説明するだけでは一方通行になってしまうので、分からないことは都度聞いてもらった。研修会を通じて若手職員同士で、分からないことを聞き合える関係を築いてもらいたい」と話しました。

今回の研修会を企画した同センターの平松稔章センター長は「若手職員が自分で必要だと思った内容を、それぞれメモしてまとめていた。次のテーマ設定も積極的に意見が出て、意欲が伝わってきてうれしい。情報を共有して若手職員同士でスキルを磨き、利用者により良いサービスを提案できるようになってもらいたい」と話しました。