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多様な声 運営に反映 産直事業を学んで意見

2023/12/9

  • グループの意見を発表する参加者(左)

JAあいち中央は12月9日、刈谷市小垣江町のJA刈谷南支店で、2023年度第2回准組合員利用者懇談会を開きました。JAや農業への理解を深めることに加え、准組合員視点での意見や要望を聞き、JA運営に対する准組合員の意思反映が目的。今年で6年目の取り組みです。

40~80代の准組合員16人が参加しました。産直事業についての座学が行われた後、支店敷地内にあるJAファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南とJAデイサービス刈谷南の施設見学を行いました。見学後は、4つのグループに分かれて、施設見学で感じたことや地元農産物を好きになってもらうための取り組みなどについて意見を交わしました。グループごとに意見等をまとめて発表し、全員で共有しました。

参加者からは「デイサービスでは、柔らかく加工して食材の形にするなど利用者が食事を楽しめる工夫がされていて良かった」「小学校とのつながりを強め、子どもが自分の手で作って食べる楽しみに触れる取り組みを多く行い、知識や興味を増やせば、好きを育む『碧海そだち』の周知にもつながるのではないか」「産直では葉っぱ付きのダイコンが売られているので、ダイコン全てを味わえるレシピ等を紹介してはどうか」などの意見がありました。

JAの酒井一宏代表理事専務は「食料自給率の低下は大きな問題。一方、安全安心な国内の農産物を求める消費者も一定数いる。かつて日本デンマークと称され100年となるこの地域だが、工業化、都市化により農地が減少している。地域農業にご理解いただき、皆様から多くの意見をいただいてJA事業への反映、地域農業の発展に貢献していきたい」と話しました。