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大豆出番 出来は十分 実需者視察 生育を確認

  • ぶどう部会

2023/11/30

  • 大豆の生育状況を確認する須黒代表取締役

豆腐や油揚げなどの製造を行う有限会社須黒食品と販売を行う東都生活協同組合は11月30日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センターを訪れ、生産者やJA担当者らと意見交換会を開きました。会には12人が参加し、各担当者から大豆の販売情勢について報告が行われました。会後は、同市内の大豆圃場を視察し生育状況を確認しました。

同社はJAと契約栽培しており、意見交換会は実需者との情報共有の場として30年以上前から設けられています。

今作の大豆は播種から高温が続き、雨が少なかった影響で生育の遅れが懸念されましたが、生産者の適切な管理により順調に生育しました。JA管内では11月中旬から収穫が始まり12月末まで行われる予定です。

同社の須黒亮吉代表取締役は「20年近く産地見学させていただいているが、最も綺麗な圃場だった。生産者の苦労を考えると、目の前の圃場に感動する。大豆を使わせてもらえることへ感謝するとともに、実需としても気が引き締まる。良い大豆で良い豆腐を作って消費者に届けていきたい」と話しました。

JA営農部会の山田友樹部会長は「実需の方から話を聞く機会は貴重で、生産者として改めて高品質な大豆を出荷しなければと感じた。部会員にも共有して、意識を高めて、売れる大豆を作っていきたい」と話しました。