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ブドウ剪定学ぶ 安城ブドウ芽数を意識

  • ぶどう部会

2023/11/30

  • ぶどう部会

JAあいち中央ぶどう部会は11月30日、安城市東端町の同部会の大橋祐司部会長の圃場で栽培講習会を開きました。部会員や県担当者、薬剤メーカーら24人が参加し、剪定や冬期の栽培管理、2024年産の栽培こよみ、薬剤散布方法について確認しました。

講習会では、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員が剪定の目的や順序、負け枝を作らないための方法、完成時の樹形などを説明。「剪定作業の基本は、枝の先端に養分が行き渡ることをイメージして行うこと。根に近い枝ほど強勢になるので、負け枝をつくらないように芽数のバランスを意識して剪定してもらいたい。冬場の栽培管理をしっかりと行うことで、今後の作業効率にもつながってくる。確実に進めていってほしい」と呼びかけました。

大橋部会長は「23年作は病害防除にとても苦労した。気持ちを切り替えて24年作に臨み、品質の高いブドウを作れるようにしていきたい」と話しました。

部会は31人が「デラウェア」や「巨峰」を栽培。「安城ブドウ」として愛知県中央青果株式会社豊田市場に出荷しています。