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冬春キュウリ 丹念に目ぞろえ

  • 胡瓜生産部会

2023/11/2

  • サンプルのキュウリを見て規格を確認する部会員ら

JAあいち中央胡瓜生産部会は11月2日、安城市和泉町のJA安城南支店で冬春キュウリの目ぞろえ会を開きました。部会員や県、JAあいち経済連、市場担当者ら38人が参加。出荷計画や販売方針、市場情勢、出荷規格などの説明を受けた後、サンプルを手に取り、太さや長さ、色、曲がりなど規格を確認しました。

部会は安城市や碧南市、刈谷市を中心に52人が約13へクタールのハウスで栽培します。出荷は5日から始まり、来年3~4月をピークに7月中旬までを予定。主に中京市場に出荷し、出荷量3300トン、販売額10億円を目指します。

今年は、定植時に残暑が厳しかったことから例年以上に灌水をしっかり行いました。10月から朝夕の気温が下がり、好天に恵まれたことから、生育は順調。出荷はじめも例年並みとなりました。

部会の野村享司部会長は「目ぞろえ会で出荷規格を再確認し、しっかりと品質を見定めて出荷する。市場やスーパーが求める規格は消費者が求める規格。市場が欲しがる規格を意識した生産を行い、秀品率を高め数多く出荷していきたい」と話しました。

JAあいち経済連園芸部西部販売課の木下祐二課長補佐は「この冬は暖冬と予測されているので、順調な出荷量を見通せる。契約取引の維持と拡大、物日の中でも特に毎月19日の『いいきゅうりの日』のPR強化、出荷予測を立てた商談などを行い、生産者の経営安定につなげたい」と話しました。

部会では、広域共計組織である西三河冬春きゅうり部会のブランド「三河みどり」や化学肥料・農薬を県のキュウリ栽培における慣行基準の半分以下で栽培した「減々キュウリ」、有機肥料栽培にこだわった「みどりの恋人」、表面が白っぽく粉をふいている様に見える昔ながらの「ブルームキュウリ」など、様々なキュウリを栽培しています。