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冬は鍋にも 碧南トマト

  • トマト部会

2023/11/2

  • ひとつひとつ丁寧にトマトを収穫する禰宜田さん

JAあいち中央管内の碧南市で10月26日から、JAトマト部会のトマトの共選出荷が始まりました。

部会は土耕やロックウールでの栽培に取り組み、部会員8人が約4ヘクタールのハウスで栽培。8月の定植以降、猛暑の影響で生育が遅れ、例年より10日程遅い出荷となりました。今後は天候の安定により、収量の増加が期待されます。品質は良好。来年7月上旬までに約490トンを県内外の市場に出荷する予定です。

同市葭生町で約67アールを栽培する禰宜田賢輝副部会長のハウスでは、生育の具合や傷の有無、形などを確認しながら、ひとつずつ丁寧に収穫しています。禰宜田副部会長は「生やサラダで食べるのも良いし、これから寒くなってくると鍋に入れてもおいしく食べてもらえる。たくさんの人に碧南市産のトマトを食べてほしい」と話しました。

収穫したトマトは、同市港本町のJA碧南営農センター内トマト選果場に持ち込まれ、人や機械の品質検査を経て箱詰め、出荷されます。