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特殊詐欺防止へ啓発

  • 刈谷南支店

2023/10/13

  • 来店者にチラシを渡す田邊課長(右)

刈谷市小垣江町のJAあいち中央刈谷南支店とJAファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南で10月13日、刈谷警察署と刈谷市による特殊詐欺被害防止キャンペーンが行われました。10月11日から20日の「秋の安全なまちづくり県民運動」期間中で高齢者が多く来店する年金支給日に合わせて、特殊詐欺被害未然防止の注意喚起と「不審電話防止装置」の販売を行いました。

愛知県内では、特殊詐欺被害が増加しています。同署管内では、今年9月末までに7件の被害が確認されており、昨年に比べすでに1件増えています。固定電話からの被害は8割と高いことから、同署署員は来店者に「固定電話は常に留守番電話設定にする」ことや「知らない番号は出ない」ことなどを訴え、啓蒙チラシとグッズを手渡しました。

同市では、2016年から市内在住の60歳以上を対象に1台2千円で同装置を販売しています。この日は、同市職員が出張販売を行い、8人が購入していきました。購入した来店者は「友人が付けていて、我が家も付けようかと思っていた。買い物のついでに購入できた」と話しました。同装置は既存の固定電話機に簡単に接続でき、自動録音メッセージが流れ、会話が録音されます。

同署生活安全課の田邊光徳課長は「前兆電話がかかってきたという連絡は毎日のように署に入る。啓蒙活動を通して、皆さんの防犯に対する意識づけを強めたい。万が一電話に出ても、一人で解決しようとせず、家族や友人、署に相談してほしい」と訴えました。