トピックスレポート
地域農業振興 市長に要望書
2023/10/2
- 禰宜田政信市長(左)に要望書を手渡す渥美組合長(中央)
JAあいち中央は10月2日、JA管内の碧南市に地域農業振興に関する要望書をJAの渥美純一代表理事組合長が提出しました。
JAでは「未来へとつなぐ「農業」と「地域」の持続的発展~創造的自己改革のさらなる進化~」をメインテーマに第8次中期計画を実践しています。合わせて、農業振興ビジョン「豊かな農業の実現」を目指し、農業者の所得増大、生産基盤の維持・拡大、農を通じた地域連携と活性化を進めるにあたり、各地区の農政対策委員会を中心に、管内それぞれの地域の実状を踏まえた要望事項をとりまとめ、毎年この時期に行政に対して提出しています。
碧南市松本町の碧南市役所では、JAの渥美組合長と原田孝司碧南地区担当理事が、禰宜田政信碧南市長に要望書を手渡しました。2023年度の要望事項では「優良農地の保全について」や「農作物の再生産価格の確保に関する国・県への要請について」「地産地消活動の連携について」など地域の農業振興に関する項目が盛り込まれました。
渥美組合長は「農業資材の大幅な高騰で、農家を取り巻く環境は厳しい。販売価格への転化は、農家の切実な思い。行政の協力をいただきながら、地域の農業振興と農業環境の整備を実現していきたい」と話しました。
要望書は碧南市のほか5日に高浜市・知立市、18日に安城市、26日に刈谷市でも、JA役員と地区担当理事が各市長に手渡す予定です。