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職員の健康維持 アプリで楽しく 活用イベントで意識向上

2023/9/28

  • チームを組んで休日にウォーキングする職員ら

JAあいち中央は、組合員へのサービス向上のため、職員の健康促進を強化しています。愛知県健康保険組合が推奨する健康管理アプリ「Pep Up(ペップアップ)」を活用し、独自の健康イベントを実施。ウォーキングイベントの参加者数は前年実績の1.5倍に増えました。職員の健康意識が高まり、人間ドックの受診者は前年を20人以上も上回りました。これらの取り組みの結果、経済産業省の「健康経営優良法人2023」の認定を受けました。健康経営優良法人の認定は3度目です。

JAでは、体格指数(BMI)で「肥満」とされる職員の数や高血圧の数値が、県内JAの中でも高いことを課題としてとらえていました。そこで、アプリを活用。また、職員のモチベーションを高めるため、JAの直売所で使えるポイントが貯まるウォーキングイベントなどを実施。今年の参加人数は229人で、前年の1.5倍となりました。これは、チームで参加すると、個人参加よりもポイントが多くなることに加え、「共通の話題で職員間のコミュニケーションが増えた」(人事課)ことが背景です。

2021年には福利厚生として人間ドック受診の助成を始めました。受診者を増やすことで病気の早期発見や健康への意識向上も狙っています。JA人事部の神谷真人部長は「職員が健康でいることが、組合員へのサービス向上につながる」と意義を説明します。