JAあいち中央

高浜市高取地区（同市清水町、本郷町、向山町、論地町）の農業者らで組織する「高取みどり会」は９月１６日、同市清水町の圃場で、「でか落花生収穫祭」を開きました。同市の多面的機能発揮促進事業の一環で、市が特産化を進めるジャンボラッカセイのＰＲと農業を通して「食」に関心を持ってもらうことが目的。今年で９年目。

この日は、同会や同地区の町内会、子ども会のメンバーら約１００人が参加しました。定植は５月６日に同メンバーらが行い、草取りや追肥など管理作業は町内会と高取みどり会のメンバーらで行ってきました。参加者は、土から掘り起こし引き抜いた株から一莢ずつもぎ採っていきました。

参加した小学生は「大きいラッカセイをたくさん見つけた。たくさん食べられるように頑張って収穫した。今日、塩ゆでにしてもらって食べるのが楽しみ。採るのも食べるのも大変なラッカセイだけど、大好き」と話しました。

高取みどり会代表の川角紀美さんは「作る喜び、収穫する喜び、そして美味しさを知ることで、作りたいと思う人が増えることを期待している。子どもたちの将来に農業という選択肢と、大人も第二の人生に農業という引き出しを増やすことにつながるとうれしい」と話しました。