JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

「利用者守れ」の意思強く 職員一丸で

  • 安城東支店

2023/9/6

  • 感謝状を受け取った兵藤支店長(右から2人目)と杉浦さん(右から3人目)ら

JAあいち中央安城東支店は9月6日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、安城警察署長から感謝状が贈られました。

8月7日夕方、同店のATMを操作する高齢の女性から、希望額の110万円を引き出せないと、全国集中監視センターに連絡が入り、同支店の杉浦麻里さんが対応しました。詳細を聴くと「息子の病院代や会社の支払いで110万円必要」と話したため、詐欺を疑い、店内へ誘導して同支店の兵藤文男支店長に報告しました。兵藤支店長はさらに詳しく聴きとり、緊急搬送されたという病院に該当する患者がいないことを確認し、同署へ連絡。他の同支店職員が「息子が自宅に現金を取りに来るため帰宅する」という女性に付き添うなどして、支店一丸となって、詐欺被害を未然に防ぎました。

杉浦さんは「急いでいる女性を止めるのは大変だったが、お客様の大切なお金をお守りすることができてよかった。声をかけ、いろいろ話すことが大事だと改めて感じた」と話し、兵藤支店長は「話を聴いて、典型的な手口だと思った。防がないといけないと強い意志を持って対応した」と話しました。

同署の渡邉和永署長は「金融機関は最後の砦。少しでも違和感があったら、踏みこんだ声かけをこれからもお願いしたい」と話しました。