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露地イチジク 産地でピーク

  • いちじく部会

2023/8/21

  • 一つ一つ丁寧にイチジクを収穫する野村さん

全国有数のイチジク産地であるJAあいち中央管内の安城市・碧南市・刈谷市・高浜市で、露地イチジクの出荷が最盛期を迎えています。今年は4月から晴れ間が多く、適度な降雨もあったことから着果は良好。生育期間に病害虫などの被害も少なく、味も外観も高品質なイチジクが出荷されています。

JAいちじく部会の野村吉子さんは「生で食べるのが一番のオススメだが、イチジクようかんや半冷凍してシャーベットでもおいしい。生産者の思いに応えてくれるように、立派で甘いイチジクができた。たくさんの人に食べてもらいたい」とPRしました。

JA営農部園芸課の大野公雅さんは「台風の影響も少なく、品質の高いイチジクが出荷されている。当産地の出荷物は2時間予冷している為、腐りが少なく、市場からの評価は高い。旬の味覚をぜひ楽しんでもらいたい」と話しました。

部会は146人が約26.5ヘクタールで栽培し、146人が約22.5ヘクタールで露地栽培しています。11月上旬まで約80万パック(1パック360グラム)の出荷を見込んでいます。現在は日量約8000パックを、関東を中心に京浜・中京、北陸エリアへ出荷しています。