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1日最大3万本 菊の出荷ピーク

  • 菊共選組合

2023/8/4

  • 一本一本丁寧に菊を収穫する三嶋さん

JAあいち中央管内の碧南市でお盆の需要に合わせた菊の出荷がピークを迎えています。この時期には1日に最大約30,000本が、JAの選花場から出荷されます。同市は年間170万本の輪菊を周年出荷する産地です。

今年は7月中旬に続いた猛暑のよる生育遅れや断続的な雨天による病害虫の発生が懸念されましたが、生産者の適切な暑さ対策と防除管理で例年並みの出荷時期・品質となりました。

JA菊共選組合の三嶋秀和さんは、同市内で約58アールのハウスで菊を栽培しています。早朝6時ごろから収穫作業を始め、手作業で一本ずつ丁寧に収穫していきました。三嶋さんは「例年になく暑かったが、水やりや換気などの暑さ対策を万全にしてお盆に間に合うように作ることができた。コロナが明けて帰省する方も多いと思うので、お墓参りの際にぜひ使ってもらいたい。地元の方には新鮮な花を飾ってもらい、長く楽しんでもらいたい」と話しました。

同組合は7人が約3ヘクタールのハウスで、白の輪菊を主体に時期に合わせて品種を替えて周年で栽培しています。東北・関東を中心に中京地区の市場へも出荷しています。

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